高校の部活で「鼻血が出るまで走れ!」と先生に言われ、本気で走り続けていたら同級生の浜田くんが本当に鼻血を出したので、本気で走るのをやめたラパンアジールの山田です。
#鼻血が出るまで追い込むってどんな練習だよ
さて今日は美容師向けですが、もうすでに答えは出ているけどなかなか結果に結びつけるのが大変な問題なのではないでしょうか?というお話です。
他の業界のお仕事にも関わる話かもしれませんので、どうぞ☆
▼頭打ちの美容業界。
先日、数社の取引先のディーラーさんがたまたま別のタイミングで同じ商品を勧めてきました。
このシチュエーションって美容師20年もやっていると、過去に何度も経験しています。
エアウェーブ、ハンドクリーム、UVケアスプレー、、、
狭い業界ですので、紹介のアイテムが被ってしまうのは仕方がないことです。
ですが、こういう部分を細かく考察していくと質の高い情報というのは待っていても来ないということが分かります。
#手に入りやすい情報は誰でも手に入れられる時代
やはり自分から探して、情報を取りに行くという選択しかないんですよね。
ここから自分のホームグラウンドである「美容師」自身にフォーカスすると、美容師はかなり前からコモディティ化が進んでいます。
この現象はクーポンサイトやSNSでの情報発信などが土台にあるのは容易に予想がつきますが、「流行っているから取り入れる」と「売れるから取り入れる」は似ているようでニュアンスが違ってきます。
#デザイナーなのか?ビジネスマンなのか?
他にもトリートメントメニューなども流行っているから取り入れるサロンが多く、どこもかしこも同じメニュー提案で差別化が困難な状況です。
この現象は美容業界から少し離れても、同じ現象が起きています。
例えばアパレル業界、みなさんも心当たりがあるかもしれませんが、近年のお買い物って楽しさを感じにくくありませんか?
ショッピングモールに行って、メンズだったらアローズ、アーバンリサーチ、、、女性だったら、、、大体行くところが決まっているのではないでしょうか?
そして、どこのショッピングモールに行っても同じお店ばかり。
そこから感じるのは「別にここで買わなくてもいいかなぁ〜、どこに行っても同じ服あるし。」という心理。
さらには、「同じ風合いのシャツ、ユニクロにありそうだから探してあったら安い方で買おう。」だと思います。
そこで買う理由が見つからないんですよね。
▼消費者心理がそうなのだから。
この消費者心理は物質的欲求が満たされているから起きていることだとも考察できますが、一方で商品やサービスを提供する側はどうだろうか?
美容師は当たり前ですが、ヘアデザインを商品?サービス?としてご提供しています。
#提供ってなんか表現が違うけど、言いたいこと察してください(笑)
なので、そこで髪を切る理由やそこのサロンに通う理由が明確になければ「別にどこでもいいよね。」です。
だから、美容師は自分のブランド力を上げていかなきゃいけない。
というポイントは、もうどこの美容師も気付いてるはずなのですがそこの打ち手が分からず、どうしたらいいか?悶々としているのが、今の美容業界の現状なんだろうなぁと思います。
続く。。。
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