エフィラージュカットの弱点についてお話しします。

カット

両足を靴擦れしてしまい、お気に入りのブーツが履けないままでいるラパンアジールの山田です。

#両足めちゃくちゃ腫れてます
#冷えピタをフル活用しています

今日はエフィラージュカットの弱点についてです。

▼さっそく本題。

エフィラージュカットはまだまだ知名度が低いカット技術ではありますが、歴史は1980年代からと聞いています。

一般的に普及しているイギリス発祥のカット技術が1960年代が始まりとされているので歴史的には、大きな差は無いかな?と個人的には思っています。

ですが、国も違えば考え方も違うのが流派というものです。

僕は両方のカット技術を学んできたので、それぞれのメリットとデメリットを熟知しています。

挙げればたくさん比較は出てくるのですが、今回はエフィラージュカットの弱いところにフォーカスしてみようと思います。

なぜ、そういう視点になったかというと先日、美容ディーラーが持ってきた「5分で切れるレイヤーカットセミナー」というパンフレットでした。

#パンフの詳細は伏せておきます

この類のカットセミナーはたくさんあるのですが、エフィラージュカットで5分でできるか?と言われれば、髪の状態によりますができます。

というかレイヤーカットってそんな難しく無いです(笑)

ですが、このブログをエフィラージュカットマン(カットガール)たちが読んでいたら、「できるけどそんな仕事をしたくないね。」と反論がたくさん飛んでくると思います。

エフィラージュカットは毛束を細かくカットするのが特徴ですが、あれは毛先の質感をしなやかにするために必要な工程です。

スキバサミでは絶対にできないことです。

なので、その質感作りをしなければ5分でカット終わりますが、そんなことを美容師が追求しませんし、お客様も求めていないと思います。

#セミナーの先生すいませんね

この追求心を捨てられないのがある意味で、エフィラージュカットの弱点だろうなと思っています。

ササッとカットを済ませる有名店の美容師のように、1時間の予約枠に5人も10人も入れるような仕事は到底できないことを意味します。

悔しいけどね。

▼他業種で例えると分かりやすい?

でも、こればかりは美容師個人が決めることだしお客様が選ぶことだから仕方ないことです。

髪だと分かりにくいですが、料理に例えると分かりやすく、

牛丼屋も手軽に安く食べられるお店もあれば、高級な肉を使ってじっくり仕込むお店もある。

パンも工場で大量生産する商品もあれば、職人がこだわって作るパン屋さんもある。

美容師だって、それくらいピンからキリまで幅が広いと思ってもらえればと思います。

ちなみに一般的なカットだからってこだわっていないと言っている訳ではありません。

その中でこだわっている人もいれば、ひょっとしたらエフィラージュカットでもこだわりが無い美容師もいるかもしれません。

お客様の立場からは選ぶ判断が非常に難しいかもしれませんが、エフィラージュカット未体験の方は是非一度お試しくださいね♬

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます☆

また書きます_φ(・_・カキカキ