野外撮影時のヘアスタイリングは大抵の場合、電車がホームに侵入してくる時の風ですべてが台無しになるラパンアジールの山田です。
#スタイリングの意味、、、
日曜日の夜は都内で撮影して参りました。
今日は撮影写真となぜ撮影するのか?について説明していこうと思います☆
▼撮影してきました☆
今年はカメラの技術を磨くために撮影にチカラを入れています。
コロナのせいで多少足止めは食ったのが悔しい(笑)
先日も東京駅周辺でパシャパシャ撮って、
映像作品の素材も撮ってきました。
▼目指すところが違うから行動が違う。
美容師はハサミさえ使いこなせれば良いと思われるかもしれませんが、全然違うんです。
可愛い、かっこいい、ナチュラル、マニッシュ、エレガント、、、といった、イメージをしっかり描けないとハサミ捌きがいくら上手でも上手い美容師とはいえないのです。
先日メンバーさんにこんなこと教えてもらいました。
メンバーさん「お母さんがTVで青山の美容師さんのおしゃれ変身企画を見てて、カットが上手じゃないね。。。って言ってたよ。」
山田「そうなんだ、いろいろな美容師さんがいるからねぇ。」
メンバーさん「おしゃれ変身企画なのに。」
山田「。。。」
僕はラパンアジールにお越しいただくメンバーさんたち(ご新規さん含む)が喜んでくれればそれで良いんですが、こういうお話を聞かせていただくと「どうやら目指す場所が違うから行動が違うんだな。」っていうことが具体化してきます。
テレビやメディアに出ること、お金持ちになることがゴールの美容師と、世界で(パリコレとかヴォーグ誌)でメディア発信してきた美容師に追いつこうとしているラパンアジール(身軽なウサギ)では行動や準備が変わってきます。
例えるなら、
地域一番店を目指す→高尾山に登る
国内メディアに出ることを目指す→富士山に登る
世界レベルに挑むことを目指す→エベレスト登山を目指す
こういう感じになってきます。
高尾山なら軽装で準備も簡単ですが、エベレストとなるとまず体力づくりから始まり計画書の作成、サポートチームの手配、なんならまず目的地(出発地点)への移動の準備からすべて変わってきます。
だから、目指す場所が違う美容師からしたらひょっとしたら僕たちは「あいつらなにやってんだろ?」って思われているかもしれません(笑)
でも、エベレスト登ってる美容師たちからは「あいつら準備してきてんな。」って勘付かれているかもしれません。
#置いて行かないでね!
▼だから感性を磨くしかない。
そういう目的があるとハサミを上手に使いこなすなんてのは当たり前のこと過ぎて、世界レベルに挑む準備にすらなってないんです。
準備すべきは「表現力」なんですよね。
これは美容師だけにとどまらず、料理、ダンス、演劇、絵画、写真、音楽、服飾などすべてのクリエイターに問われる課題だと思います。
その課題に挑戦するために撮影が必要になっているので僕は撮影をしています。
上手くなりたいなぁ〜( ̄▽ ̄)
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