スマートフォンが進化するにつれどんどんスマートじゃなくなっていることについて、早く各メーカーの開発部門に気付いてもらいたいと願っているラパンアジールの山田です。
こちら先日読んだ本。

当たり前に感じていたことが実はすごい進化だったんだなと気づかせてくれる本です。
今日はカメラ業界の変化から感じる美容師の変革について書こうと思います。
▼変化するカメラ業界。
カメラの世界はフィルムからデジタルへ、そしてスマホへ移行していっている。
そして、昔のやり方にしがみついてる写真館は廃業に追い込まれている。
写真は撮るだけではなく、若者言葉で言うとこのエモさが今は求められる時代。
エモいとは?
エモいは、英語の「emotional(エモーショナル)」を由来とした、「感情が動かされた状態」[1]、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」[2]などを意味する日本のスラング(俗語)、および若者言葉である。(Wikiより引用)
今しか知らないと何の変化も感じないけど、フィルムカメラ→スマホという流れを改めて感じてみるとすごい進化(変化)ですね。
昔からエモさを表現するフォトグラファーはたくさんいたと思うし、今もたくさんいる。
けど、そのエモさが時代にマッチしているのか?がすごく重要になってくる。
先の写真館の話ですけど廃業に追い込まれているのは、例えば写真を撮るときの背景(バックシート)が無地で家族写真など撮るときの王道のような設備の写真館。
カメラ機材や照明、カメラマンの技術も上手いのだが背景が無地。
これだと今時っぽさを感じられないのだということです。
照明も大切だけど、自然光を使ってドラマチックに撮影するとかハウススタジオのような設備でおしゃれな空間で撮影するなど現代人が「今っぽーい!」って思える写真。
そんなことが時代によって変化していくのだと思います。
もうね、ラパンアジールメンバーさんのお子さんとか2歳くらいでもスマホいじってる時代ですから自撮り当たり前、写真加工当たり前の自己表現の時代なんですよね。
型式ばったやり方は知識としては必要かもしれないけど、それだけで終わらすのはもう終わってるんですね。
勉強になります。。。
▼美容師の世界も同じことだよなぁ。
美容師もなにか変化をもたらさなければいけないんだよな、と感じている美容師は多いはず。
ただ、どういう変化が良いのか?どのタイミングで変化していけばいいのか?(タイミングなんて存在しないが)
これには明確な答えがないのでこの問いへの答えが難しいが、各々が納得する答えを見つけなければいけない。
今まで常識だと思っていたことを時代の変化と共に変えていく。
しかも流行をキャッチしなければいけない仕事なので「今」を少しだけ先読みするチャレンジ精神も問われますね。
僕が同行者に伝えたいのは、そろそろビジネススキルよりもカットスキルの引き出しを増やしませんか?ということ。
変化って大変ですね。
良い本に出会えたことに感謝☆