うわぁ〜、、、ブログ更新が全くできていませんでしたね。
8月後半からしばらく書類を作る仕事がかなり立て込んでいまして、完全にブログをサボりました。笑
最近は求人や集客について見直しているところで、まだまだ自分自身ブラッシュアップできるポイントが増えそうです。
山田はいかんせんお金儲けとかに興味が持てない性分で、どちらかというと自己研磨が人生の主軸になっています。
美容師という仕事を生業にしているので、特にカット技術について自己研磨しながら色々と考えています。
▼エフィラージュカットとブラントカット。
初見の方もいるかもしれないので簡単におさらいですが、
一般的に普及しているカット技法はブラントカットと言います。
こちらはイギリス発祥のカット技法で通常のハサミとスキバサミを使用します。
カットのマニュアルもしっかりできていて、教えやすいし理解しやすいのが特徴です。
エフィラージュカットは世界的に見てもほとんど普及していないカット技法です。
エフィラージュはフランス発祥のカット技法で、専用のハサミ1丁でカット(スキバサミを使用しない)
マニュアルは無くハサミの動かし方が8パターンあるのみ、カットの考え方が彫刻のように不要な部分を削る感覚の技法。
このような違いが2つの技法にはありますが、僕は2つとも覚えてみました。
▼エフィラージュカットの良いところ。
エフィラージュカットの良いところだけフォーカスすると、
・くせ毛のカットに最適
・多毛のボリュームが落ち着く
・硬い髪でもエアリーな質感が出せる
・スタイリング剤をつけた際に立体感が簡単に出る
・髪の収まりが良くなる
・髪がパサつかずツヤが出る
など、スキバサミではできない細かいことができます。
良いところだけをピックアップするのはズルいのでデメリットも伝えると、
・ベースカットを整えないといけないので、初回は少し時間がかかる
・習得できている美容師が非常に少ない
、、、
技術面でのデメリットは特段見受けられないといったところです。
▼技術が生まれた背景。
技術面でのメリットが多い背景も説明しておきましょう☆
エフィラージュカットは移民の多いフランスで誕生しました。
移民が多いということは髪質も様々な人がいることを意味します。
そこですべての髪質のにハサミ1丁で対応できるように考案されたのが、エフィラージュカットです。
なので、マニュアルで覚えるというよりも一人一人の髪質にしっかりと向き合って、髪質の特性は何か?活かせることや活かせないことは?どのようにハサミを入れると効果的か?など、考察するチカラに重きを置いています。
この辺りのデザインへの姿勢もフランスっぽいですね。
そんな感じのカット技法ですので、職人気質が強めの山田にはすごく相性が良かったです。笑
ラパンアジールメンバーさんたちも年齢と共に髪質も変わるし、好みやファッションの趣向も変化するので自分自身、カット技術でかなり順応できていると思います。
まだまだカットについては考察を繰り返していきたいと思います。
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