カット研究家という肩書き。

考察&思考整理

SNSは一生懸命やらない時の方がフォロワーが増えるという試練を受けているラパンアジールの山田です。

#なんで?

 

最近インスタのプロフィールに「美容師カット研究家」ということを加えてみましたので、その辺のお話を☆

▼美容師としての強み。

自分の美容師としての強みって何か?と考えた時に、ブラントカット(イギリス式カット)とエフィラージュカット(フランス式カット)の両方ができることだなと思ったからです。

一般の方には分からない話だと思いますが、日本で二刀流やれるのは1%もいないと思います。

もちろんカラーもパーマも好きだし得意ではあるけど、ヘアデザインはカットが基礎。

以前、美容師のメンターに「美容師の生命線はカット」と教わったことがあるけど、キャリアを積んでその言葉の重さが理解できます。

世の中にはいろいろなカット流派があるのだけれど、僕の中ではブラントカットとエフィラージュカットの2つを覚えておけば良いと思っています。

ちょっとだけ歴史の話をしますが、ブラントカットは1960年代にイギリスで生まれた。ヴィダルサスーンという美容師(シャンプーとかで名前は聞いたことあるかもしれないけど)が作りだしたカット技法です。

その後、エフィラージュカットが誕生した誕生した。
背景には、ブラントカットのマニュアルで覚える教育に危機感を感じたからです。

マニュアルで覚えること、マニュアルで教える事は双方にとってとてもメリットがあり、業界の底上げに大いに貢献できたと個人的には思っていますが、同時に個性が失われつつあったのも事実です。

そこを危惧したエフィラージュカットの創設者がマニュアルに囚われることなく、個人にあったカットデザインを求めエフィラージュカットが誕生した。

と、勉強した範囲で知っているけどホントのところは文献が残ってないのでわからない。

美容師の歴史って古い文献がほとんど残ってないので、人伝に聞いた情報でしか判断できないのがちょっと辛い。。。

という歴史背景だったりとか、僕が知っている情報をもとに、やっぱりカットって面白いなぁと思う☆

▼2つを知れば分かってくる。

いろいろなカット流派はあるけれども、僕の中ではブラントカットとエフィラージュカット。

この2つさえ覚えておければ美容師としては困る事はほとんどないと思っています。

そして何よりこの2つのカット技法の派生で生まれたものがその他のカット流派とだから、源流を抑えておくって大事なこと。

自分がやりたい事は、この2つのカットの理論や技術を知っておいた方が世の中の美容師のカット技術は向上すると思っているので、それを伝えていきたいなーと考えている。

2つのカット流派は違いが多く、比較検証すると本当に面白いです♬

そんなわけでこれからもカットの研究をどんどん続けていこうと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます☆

また書きます_φ(・_・カキカキ

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