今回のウィルス騒動で改めて美容室のあり方について考えた。
社会的にはメインにはなりにくい職業だけど、縁の下の力持ち的な存在ではありたいよね☆
今日はそんなお話です。

ちらほら聞くこんな話。
どこのサロンでも同じだと思いますが、会話の中心はやはりウィルス関連の話題。
とくに買い占め問題については、うちのメンバーの皆さんはいろいろ感じることがあるみたい。(みんなもそうだと思う)
なかでも多い意見が「震災の時はみんな助け合っていたのにね。」という意見。
ボクもそれはすごく感じていた。
あの時は「絆」「助け合い」などの言葉が飛び交っていたのに、今はどうでしょうね。
自分さえ良ければ、、、という思考が強まってきてるのかなぁ?と感じてしまいます。
でも、本音で言ってしまえば「自分さえ良ければ」という気持ちを持つのも理解もできる。
だってみんな自分が可愛いから( ̄▽ ̄)
もっと深いところを突くと、本能的なことでもある。
本能で動くのは動物、自分が寝たい時に寝てお腹が空いた時に食べて、、、
でも人間には理性があり、前頭葉も脳には備わっています。
(話が難しくなってきた?w)
理性というのは本能を抑える役割があります。
前頭葉にはクリエイティビティ(発想、気を使う)を司る機能があります。
だから、理性が優れば「ここで自分が買い占めたら周り困るな、今は助け合っていこう。」って発想が生まれるはずなんだけどね。
ちょっと話が脱線してきたのでサロンの話に戻します(笑)
あの時に感じたこと。
で、震災の話をメンバーさんとしていて思い出したことがあります。
あの時つくづく美容師って無力だな、、、って感じたんですよね。
家がなくなった状態で「髪をキレイにして元気になりましょう!」って言われても、正直言って「元気になんかなれねーよ!」ですよね。
じゃあどうすれば社会が不安ムードになった時、美容師という仕事が機能するのか?
もう僕らはただただ元気に仕事をしているしかない!これに尽きると思います。
そして、お客様が抱いている不安やストレスをただただ聞いてあげる。
美容師って不思議な仕事で、スタッフとお客さんっていうとなんか距離が遠いし、友達ってわけでもなし(馴れ馴れしすぎる)かといって髪の主治医なんて偉そうすぎるし。
それでも、ヘアスタイルで気分をリフレッシュさせられるし、なんか人生の分岐点(進学や就職、結婚)にも携われれるし、実に不思議な職業です。
だから、なんとなーく社会が不安定になってきたら、心の拠り所になれるサロンを準備しておかなきゃいけない。
サロンだけでなく、個人としてもね☆
最後まで読んでいただき、ありがとうございます☆
また書きます_φ(・_・
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