ミモザ展が人気すぎてお花屋さんになりつつあるラパンアジールの山田です。
今日は前回の続きをお届けいたします!
そういうサロンの文化を創造するとなると、数が多いと難しく自然と少数精鋭になっていく。
続く。。。
▼不要な数字
近年はSNSの登場でどうしてもフォロワーや登録者などの数字が高い方が、なんか良さそうに写ってしまう。
なので、数値を上げることだけに執着してしまう層も多い。これは現代の落とし穴だよなぁと個人的に思ってる。
影響力という部分では大切な数字かもしれないけど、やはり「質」を上げるという部分においては不要な数字。
他の業種で例えると分かりやすいけど、
アパレル業界だったら大衆的なのはユニクロで、高品質なのはエルメス。
どちらも経営戦略の文脈が違うので、どちらが正しいか正しくないかということではなく、どっちの道を歩みたいか?ということ。
ユニクロにはファッション哲学は感じないし希少価値もない、古くなっても価値は上がらないう。
一方でエルメスなどのハイブランドは真逆、ファッション哲学もあり希少価値もあり、ヴィンテージという部分でも価値が生じる。
飲食店もチェーン店は大衆的で良いし(僕も利用するw)、無くては困るけど。
リッチ層が足繁く通う高級料理店は店舗数を増やさない。
むしろそこの店の店主の料理に惚れ込んで通うし、そういうお店は集客もせずただただ口コミでお客さんが集まる。
そして何より、リッチな人々はSNSなどでひけらかさないので本当にクローズな世界でしか情報開示されない。
そう考えると美容室の経営において、どっちの道を進むのか?文脈がはっきりしてくる。
そんなわけで、僕はラパンアジールを立ち上げた時にハイブランドのような経営スタイルで挑んでるわけです。
▼商圏の存在
余談ですけど僕はエフィラージュ商圏なるものが発生していると感じている。
ラパンアジールにお越し頂くご新規様で「以前のサロンがエフィラージュカットだったので、、、」と南行徳に引っ越されてくる方もいる。
#大体が知人のサロンのお客様だったりする
もちろん僕もラパンアジールのお客様が転勤で引越しなどがあった際は引越し先にエフィラージュサロンがないか?調べてあげる。
こういう商圏を生み出すことがブランドの価値(技術の価値)である。
目先の数字に心奪われ右往左往するのも良いけど、自分の美容師としての価値を高めることの大切さも見落とさないでほしいなぁ。
最近怖いのが、影響力だけが先行してしまい中身が無い発信者が増えてしまっていること。
これは美容師だけではないので、日本の実力の衰退という社会問題になるだろうなぁ。
知らんけど(笑)
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