人生で初めて坐骨神経痛になったラパンアジールの山田です。
#おじさん
今日はいつも通り、思考整理のような情報整理のような内容です。
こういうのを書き残しておくと、数年後の自分の考えと業界の変化がわかるのでたまに書き残しています。
▼エフィラージュカット
エフィラージュカットを覚えて、カット技術の向上は明らかに感じている。
と言っても勉強を始めて10年以上経つんで当たり前ですけど(笑)

自分が思うカット技術というのは、真っ直ぐ切るなどの正確性も大事な部分ではあることを前提に、「デザインを考察すること」や「質感をコントロールすること」まで含めている。
料理に例えるならば、きれいに野菜をカットすることは大事なことだけど、そこからの味付けがしっかりできないと美味しい料理は作れないのと同じで、
いくら正確にカットができても、そこからデザイン(似合っているか?)に落とし込んでいけるようにならないと、美容師として一流と呼べない。
ただ、これも指導者や学習環境次第の影響が大きいので本人にはどうすることもできない。
不幸な環境なのは、下手なオーナー美容師や技術指導者が一生懸命に下手を教えている環境。
それが教わったすべてなので、一番良いものだと認識してしまう。
井の中の蛙で、ある意味幸せな状態なのかも??
そこでその美容師の成長の天井が決まるから恐ろしい。。。
自分はたまたま世界水準の美容師(パリコレとか)に出会えて指導を仰いだからそういう部分も俯瞰して見えるだけ、普通はそうはならない。
▼業界低迷期
先日、材料屋に「そろそろハイトーンカラーの流行りも落ち着いてきてるでしょ?」と聞いたところ、各メーカーハイトーンカラー関連の商材は出し控え始めた様子。
次はどんなブームをメーカーさんは作り出してくるのか?注目です。
僕たち現場の美容師と違ってメーカーは、売れる商品を作るのが仕事です。
厳密に言うと、売れる環境、ムーブメントを作り出すことで市場開拓をしていく。
それに美容室が乗っかるという構図、これはエアウェーブあたりから始まったかな?
美容師が考えなくなってしまったというか、メーカーのマーケティング戦略にハマってしまった。
美容室の資本力とメーカーの資本力どちらが上かというと、明らかにメーカーで。

資本力を使ってメディア露出を増やし、ムーブメントを生み出すことで美容師も乗っかるしかない。
でも、たまにとても良い商材も誕生するからこちらとしては常にアンテナを張っておかなきゃいけない。
いま流行りのレブリン酸なんかはまさにそれで、これまでになかった質感を髪に与えてくれる優れもの。
これから業界はどのようにムーブメントが起きるのか?
色々と情報をキャッチしながら考察を繰り返します☆
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