この時期は冷たいお茶なのか?温かいお茶なのか?判断が迷うラパンアジールの山田です。
#ぬるいもあり??
気づけば10月になってました!
毎週、臨床美術の勉強会に参加しており家でも宿題をせっせか進めております。
いやはや臨床美術のアートワークは本当に面白いです、先日は新聞紙でカボチャを作ったのですが作っていく過程でアイデアや捉え方に変化が生じ、最初に思い描いていたものとは全く異なる作品が仕上がりました。
おそらくこの過程で脳内に何かが起きて、右脳を活性化させているんだろうなぁ。
プログラム内容は権利で守られているので、お伝えできないのが残念ですが新聞紙→カボチャという工程がどのように行われているのか?想像するのも脳が活性化すると思うのでぜひ想像してみてくださいね笑
と、臨床美術士の現場の話も聞くことができました。

カボチャ制作途中
以前、資格をとった心理カウンセラーの時の学びとつながる内容でしたが臨床美術はもともと認知症の方のケアの一環として始まった経緯があり、今はさまざまな分野に広がっているのですが、
そのなかで、存在論的人間観という考えが軸にあります。
これは人を見るときに「評価」で見るのではなく、存在自体を認めてあげるということです。(すごく簡略化して書いてます)
「いてくれてありがとう」臨床美術の現場ではそういう空気感で進むそうです。
なかなか深く考えさせられる内容であります。
自分は美容師というプロの世界にいますので、どうしても数字での競争が生じます。
そして、効率化(タイパ、コスパ)という意識を植え付けられる現代社会において、評価軸を存在という部分にシフトチェンジするのは容易なことではないかもしれませんが、カウンセリングの流れから繋がっているので鍛錬していきたいと思います(笑)
季節の変わり目、髪も心もやわらかく整えていきましょう。
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