いま無性にクッキーが食べたくてしょうがないラパンアジールの山田です。
昨日、こんな質問をメンバーさんから言われました。
「山田さん、私の要望を抜きにしてが似合うかストレートに言える?」
10年以上担当しているメンバーさんから唐突にきた質問。
さてどう答える?
▼余裕っす
山田「え?言えますよ。〇〇さんは瞳がキュート系だから顔のパーツ輪郭だけだったら、キュート系。だけど、いつもカッコイイ系のスタイルが多いからそのキュートさが逆にコンプレックスになっているのかなぁ?といつも考察しながらカットしてますけど、間違ってます??」
メンバーさんからは「さすがプロ!」お褒めの声をいただきました。
そりゃ長く担当させて頂いたら、それくらいは理解していないと専属スタイリストではないですから(笑)
美容師はよく輪郭の似合わせを武器にしますが、それは当たり前の知識であって別にプロの仕事でもなんでもない。
というと言い過ぎなような気もするけど、まぁそんなもん当たり前だな。

輪郭だって細かいこと言ってしまえば、頬骨の出っ張り具合、顎の形、首の長さ、耳の出方など、教科書には載っていなような部分まで観察するわけだけど、そこまで見れてる美容師はどれくらいいるのか?
正直なところ、自分も最初はまったく見えていなかったし見方を教わったこともなかった。
学びを深めたのはエフィラージュのコミュニティ。
もちろん鬼の棲家のような修羅の世界なので、親切に教えてくれるわけもなく自分で色々と勉強して習得していった。
そんな環境に身を置いていたわけだから、観察眼は磨かれたので常連のメンバーさんの好みは言葉を交わさないでもある程度は把握している。
▼長く通う特権
逆にお客様の立場で考えると、自分の美を育むパートナーに出会えたとも言えます。
長く通うというのは大変なことだとは思いますが、こういう言わずとも理解してくれる関係が構築できるのはやはり時間をかけないと難しいです。

世間話の中からでも色々とライフスタイルを垣間みたりして、その人に合ったヘアスタイルの提案ができるようになりますので、合格点に達しているサロンはなるべく長く通ってくださいませ。
ちなみにラパンアジールのメンバーさんの半数は南行徳以外からお越しいただいております。
ぜひお気軽にお越しください♬
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