最近インテリア熱が高騰中で、夜な夜なサロンの内装をイメージを固めているラパンアジールの山田です。
#いろいろ変えたい
さて今日は業界の未来は明るくない!という、いつも思っていることを書きます。
▼魅せられて。
エフィラージュカットに魅せられ、14年が経ちました。
エフィラージュカットのカット理論はとてもシンプルなのですが、その根底にあるモードの追求や発想の探究が非常に難しいです。
ただし、この難しい部分というのはデザイナー業にとっては勉強し、追い求めていかなればいけない分野でもあるので難しいとか言ってられないのが現実っす。
今はSNSで情報発信する美容師がわんさかいますが、投稿を見る限りこのデザイン領域の勉強に取り組んでいる人は少ないのかな?と感じます。
インスタなんかはいかに視認性を高めるか?が重要になるので、派手な髪色、可愛いモデル、やや露出感のある服など、が多く見受けられますが、集客する認知度を高めるといった目的の投稿なので仕方ないことだとは思いますが、業界の未来は明るくなさそうな気配を感じてしまします。
これも多様性と呼びうべきなのか?定かではありませんが、ラパンアジールは変わらずカットの追求、その人らしさの追求を続けていこうと思います♬
▼エフィラージュカット
改めてエフィラージュカットの奥ゆかしさを最近は感じるのですが、季節の変化で髪も乾燥するタイミングです。
乾燥毛を過度に髪の量を梳くと髪はよりパサつきますが、エフィラージュの場合だと毛束の内側に軽さを出すので(この表現合ってる??)パサつきが出ません。
というか。この時期はファッションにもボリューム感が出てくるので普通は髪をそんなに梳きません。
1年でファッションのボリュームも変わるのに、ヘアだけ夏も冬も同じようなボリューム感ってバランス悪いんです。
梳かないというと、少し語弊がありそうなので厳密にはレイヤーをグラデーションに変えるとかウェイトポイントを下げるとかしながら不要な分は毛量を減らす。
レイヤーも高さを変える。
ウルフなら前髪に少し厚みを加える。
などなど、ヘアスタイルをファッションとして捉えることができるからこういう提案の変化が生まれます。
もちろんその人のパーソナルに合わせての話でもありますが、プロ領域の美容師はこれ当たり前の知識です。
通っているサロンではそのような提案を受けていますか?
勤務しているサロンではそういう勉強会を開催していますか?
自分の通う場所、いる場所をしっかり見定めないと損するんじゃないかなぁ〜?
どう思いますか?
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