5分ほどの遅刻でも、ちゃんと連絡をくれるメンバーさんのそういう姿勢にとても感銘を受けるラパンアジールの山田です。
#いつもありがとうございます!
▼気づいてる美容師は気づいているし、気づいてる客層も気づいているんだなぁと改めて思ったこと。
昨日はご新規様との会話で「いよいよここまできたか、、、」と、感じたことがありました。
お客様曰く「なんか10年ほど前の方がヘアスタイルの雰囲気を伝えたら、ある程度美容師さんに伝わったような気がします。」とのこと。
言わんとしていることがヒシヒシと伝わってくる瞬間でした。
例えば、長さはボブスタイルだけどただのボブとおしゃれなボブは違います。
ぱっつんヘアだけど、ただのぱっつんとエアリーなぱっつんは違います。
#例え話ね
お客さんに「ボブにしたいです。」と、言われたことだけするのは誰でもできるけど、この人の髪質だったらこうやってカットした方が良いな。こうやってカットしないと束感が出ないな。と想像力を膨らますのは意識している美容師じゃないとできない。
そうなってくると、美容師に必要なのはクリエイティビティなんだけど今はその辺が薄れてしまったんだろうなぁと、わたくし思うわけです。
来店時の服装やアクセサリーからその人のファッションの方向性の見立てを立てて、カウンセリングに臨む。
そんな当たり前のことが薄れてしまった背景には、どうしても生産性ばかり追いかける経営のシワ寄せが起きてるんでしょう。
さらに追い討ちをかけるようにフリーランス美容師という働き方も影響出ているでしょう。
フリーランスで働くことは決して悪いことではないけど、現場から(先輩から)のフィードバックをもらえないという環境は自分の成長を著しく鈍化させる要因になるので、よほど意識高く美容師として成長意欲を維持しないと淘汰されるリスクもある。
お客さんからしたら、成長を感じさせない美容師のもとに足繁く通う理由がないから。
そんな時代のの積み重ねが業界の低迷を引き起こし、お客さんに「ひょっとして今の時代の美容師って下手くそ??」って思わせている。
実に切ない、、、
▼上手くなれない理由。
上手くなれない理由の一つは失敗を恐れるから。
先輩に怒られるのも失敗の一つだし、そういう環境を手放しストレスフリーな環境に身を置きたい気持ちも分かるけどそういう環境が成長できない原因にもなる。
この天秤の選択は非常に難しいのも理解できるけど、成長できる環境に身を置くのは大事。
そもそも失敗をフォローできない先輩に問題があるわけで、僕なんか技術(特にカットモデルの際)は「いつも通りやるな。失敗しろ。試せ。研究しろ。」と言っている。
なぜかというと、どんな失敗でも直せる保険の役割が僕だから。
#もちろん無理なこともあるw
って、思っちゃうお話でした笑
最新記事 by 山田 健太郎 (全て見る)
- まつ毛美容液「エグータムプレミアム」が新たに登場しました! - 2024年9月12日
- ヘラルボニーアートプレイズ2024エキシビジョンに行って感じたこと! - 2024年9月7日
- 友人と飲みに行ってきたけど、やっぱり「熱量」ですね。 - 2024年9月5日