最近読んでるんだけど、電車の中だとめっちゃはずかしい本。
ナンパ(笑)
別にナンパがしたいわけではありません。
コミュニケーション能力について勉強のため読んでいるのですけど、意外と面白いんです。
ひとりのコミュ障のおとこがナンパを通じてコミュニケーション能力を鍛えていく物語なんだけど、世の中にはナンパ師という人たちがいるそうでだいたいみなさん心に闇を抱えていらっしゃる(この本の中ではね。)
ナンパを通じて声をかける勇気、コミュニケーション能力のアップやシカトされても負けないメンタルも鍛えられる。という修行をおこなっている主人公。
この心境、美容師ならすごく分かりますよね?
そう、僕たち美容師が避けて通れない関門「街中でのモデルハント」
普通に考えたらめちゃくちゃな行動だと思います。
だって知らない人に声かけて「髪切らしてください。」ってすごいお願いじゃないですか?
心境的にはナンパと変わりません。
だいたい5割はシカト、3割丁寧に断られる、2割話を聞いてくれる。
男美容師はこんな感じかな?
女性美容師の方が同性ということもありモデル承諾の割合は高いように思います。
でも、男の美容師でもプロのナンパ師のようにテクニックがあればモデル承諾の確率が上がるのだと思います。
本の中で「ナンパーズハイ」という言葉が出てくるんだけど、ある一定の羞恥心が吹っ切れてくるとハイテンションになり声をかけやすくなる状態のことをいうらしいです。
モデルハントの時もあるある!って思いながら読んでたんですけどね。笑
その当時はだいたい駅前でモデルハントしていたんですけど、駅前に着くとめっちゃ気が重いんですよねぇ。
シカトされた恐怖が蘇るんですwww
それでも声かけて髪を切らせてもらえないとスタイリストデビューできないわけですから、覚悟を決めて声かけスタートします。
ちなみに僕の場合は最低100人カットモデルをこなしてからのデビューだったので100人以上声かけしないといけない計算になります。(一体どれだけの人に声かけたんだろう??)
声かけがスタートして気分が乗ってくると「ナンパーズハイ」ならぬ「ハンターズハイ」になってきます。
正確には気分が乗るというよりもモデルオッケーの了承が得られて嬉しい気分なだけだったと思いますけどね。
いまはインターネットでモデルハントとかできる時代ですけど、当時はそんなものありませんでしたのでモデルハントを通じてメンタル鍛えられたんだな。と思います。
美容師でメンタル鍛えたかったら街中に出撃しましょう☆
※出撃=ナンパの世界では街に繰り出すことを意味します。
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