美容師の仕事ってハサミでチョキっと髪を切ることなんだけど、これがなかなか奥が深い。。。
正確に繊細にハサミを入れていかないと形が決まらないんだよね。
特にラパンアジールが行なっているカット技法「エフィラージュ」はピンポイントでデザインに不必要な髪を切っていくから特に繊細さが求められる。
もちろん細かい作業だからトレーニングも集中力が試される。
こうやって基礎に戻ってトレーニングしていると「あぁ、これは〇〇さんみたいな髪質の人には応用できそうだ。」って発見も出てくるし、「あ、こっちの方が丸さや柔らかさ表現できそう。」って新たな武器(技術)も見つかる。
面白いなぁカット(笑)
そしてエフィラージュカットは本当によくできたカット技法なんだな、とつくづく実感する。
カットだけでこんなに丸さが作れるし、、、
人の髪の毛でも、、、
本人の実感値は低いかもしれないけど、でも確実に髪の手入れは楽になっていると思う。
一体誰がこのカット技法を考えたんだろう。。。(知ってるけど。)
日本の美容師のほとんどがイギリスで考案されたカット技法で「長さを切ること」をメインで考えた仕事をしているから、髪型の「形を作ること」をメインに考えられたエフィラージュとは同じ美容師の仕事でも考えの方向性は異なるんだよね。
屁理屈かもしれないけど。(爆)
なんだかたまにブラントカットとエフィラージュ融合とか言ってる美容師さんもいるんだけど、たぶんお互いの良さを壊していると思うよ。。。って思っちゃう。
自分もイギリス式もフランス式も両方のカット技法できるけど、やっぱり融合は難しい。
ちなみに梅崎はニューヨークのカット技法の基礎は身につけているから、ラパンアジールはスタッフ2人だけど3カ国のカット技法が潜んでいますw
それでも行き着く先はフランス生まれのエフィラージュカットになっちゃうんですよね。
いろいろ見せかけだけの美容師が増えてきている昨今ですけど、ラパンアジールは技術に特化して南行徳に根付いていければいいなぁ。
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